Active Second Life

韓国旅行「慶州の散策」(第2-1話)

昨日の釜山は暖かだったが、今朝は肌寒い。小雨が降っている性かも知れない。

今日は、高速バスで慶州まで移動し、慶州観光をするのが大きな目的である。慶州への高速バス停は、地下鉄1号線の終点「老圃洞(ノポドン)駅」にある。

ホテルの前の地下鉄1号線「ジャガルチ駅」から乗車した。

月曜日なので通勤客が多い。日本と同じように多くの男性が新聞を読んでいる。ジャガルチ駅から老圃洞(ノポドン)駅まで約20分掛かった。

何故か、どの乗客も雨傘を座席の下に横向きに置いている。不思議な光景である。忘れたりしないのだろうかと心配していた。

地下鉄老圃洞駅にある高速バスのバス停は、意外と利用客が少なかった。

10:00発の高速バスに乗って、雨の中を釜山から慶州まで移動した。高速バスは、その名の通り、時速100キロ以上のスピードで走っていた。時々、早すぎて危険性を感じた。慶州までの乗車時間は約2時間であった。

慶州も雨が降っていた。タクシーに乗って「KOLON HOTEL」まで行った。

このホテルは、昨日泊まった「Phoenix Hotel」と比較すると格段と大きく、綺麗である。世界遺産に指定されている佛国寺(ブルグクサ)の近くにあり、まわりの景色も格別に美しい。

私達の部屋は8階であった。遠くに慶州の山並みや市街地が見える、眺めの良い部屋であった。バスルーム、ダブルベッド、調度品など全てが上等である。ここで2日間を過すのであれば、快適に過せそうである。
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雨は止む様子はなかった。仕方なく、昼食はホテルで摂ることにした。ホテル内の食堂は綺麗であった。午後1時過ぎであったためか、私達一組が昼食をしているだけであった。

石焼ピビンパッを注文した。韓国風の料理であるので、副菜が沢山付いて来た。これは昨日釜山で食べた焼肉店と同じである。昨日よりは、少し綺麗なお皿に盛られた副菜が運ばれて来た。

一番目に、小麦粉の生地を少し付けて素揚げした、おつまみのような昆布が来た。美味しかった。続いて、野菜サラダが運ばれて来た。ゴマ垂れがかかっていた。なかなか美味しい。

次に、キムチや筑前煮のような煮物、香り物の野菜などがコチュジャンとともに運ばれて来た。最後に、石鍋に入ったご飯、ご飯の中に入れる野菜が盛られた皿が運ばれて来た。
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ご飯の中に野菜を全部入れ、コチュジャンを加えて辛味を付ける。コチュジャンの量は、本人の好みによって加減する。とても美味しかった。

キムチは必ず付いてくる。次第にキムチにも慣れて来た性か、だんだんとはまって来た。辛さの感じ方が違って来ている。唐辛子入りの味噌汁も付いて来た。昨晩と同じような味だが、少し唐辛子の量が少ないのか、食べよかった。

雨が降り続いていたが、元気を出して、佛国寺(ブルグクサ)と石窟庵(ソックラム)に出掛けようと気持ちを切り替えた。

ホテルを出て、佛国寺に向かった。歩き始めて間もなくお寺に着いた。思っていたよりは近く、人出は少なかった。入場料1000ウォンを払って中に入った。

中は広い。建築物は大きくて、建て方は奈良の建物と似ている。見応えがある建物ばかりだ。質素であるが、整然としていて、調和が美しい。
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法隆寺や四天王寺の建物と似ている。法隆寺は607年聖徳太子が開祖し、創建したと伝えられるもので、日本への文化の伝来が感じられる。

雨は止みそうにもない。外気温が冷たくて寒い。風邪を引かないよう上着の襟を立てて、風の入るのを防いだ。随分と暖かさが違う。家内は持ってきたテニスのジャンパーを着た。

それから、タクシーで石窟庵(ソックラム)へ向かった。石窟庵には旅行か課外授業で子供達が沢山来ていた。この時期、韓国では遠足や卒業旅行があるようだ。

石窟庵に置かれていた石仏は、顔つきがひときわ穏やかである。顔形、目や鼻立ちがすっきりして、全体的に調和の取れた素晴らしい仏像だと感じた。

帰りの16:00時発のシャトルバスがなかなか来なく、心配しながら待っていた。雨の降る夕方で、体感温度が0℃ほどまで下がっているかのように感じた。兎に角、体を震わせながら待った。16:00丁度にバスが来た。うれしくなった。

市バスの中は暖かで、生きた心地がした。かなり走って、佛国寺(ブルグクサ)のバス停まで戻った。料金は1人1500ウォンであった。

市バスには韓国人が数人乗車しているだけだった。

夕食は、昼食を食べた場所とは違ったホテル1Fの食堂で韓定食を食べることにした。韓国風の部屋に通された。夕食にきている客は、昼食時と同様に、私達一組のように思った。

韓定食は宮廷料理のように思われる。主菜と色々な副菜が運ばれて来た。肉料理がプルコギで、その他は様々な野菜が一杯あった。口に合わなくて、食べられないようなものは一つもなかった。

私は、プルコギの味付けが好きである。薄すぎもせず、辛すぎもせず、口に合った。キムチも美味しかった。ご飯はもち米が沢山に入った「おこわ」であった。

沢山の美味しいご馳走を食べて満腹になった。韓国料理は野菜を沢山食べるので、健康食だと思った。ただし、全部を食べると量が多く、食べ残すぐらいが丁度良い。

KOLON HOTELには温泉があったが、疲れてしまい、温泉に入る元気が出なかった。

翌日は、1日中、慶州を観光する予定である。世界遺産を含む観光場所が沢山ある。午前中は晴れていてたが、午後は曇りになった。

市バスで市街地に出かけ、国立慶州博物館(クンニッキョンジュパンムルグァン)、半月城、鶏林(ケリム)、膽星台(チョンソンデ)、雁鴨池(アナッチ)、大陵苑(デヌンウォン)、天馬塚(チョンマチョン)を観光した。

朝食を2Fのレストランで摂った。Western styleで、トースト、スクランブルエッグ、トマトジュース、コーヒーを注文した。

コーヒーだけは薄味だ。更に、ぬるくて、とても不味い。韓国にはコーヒー文化が発達していないのであろうか?

昨日の雨は止んで、晴れ間が現れた。しかし、薄着ではまだ肌寒い。ホテルの玄関で記念写真を撮影して、出発した。
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市バスは20分間隔で来るようだが、時刻表がない。日本では考えられない。

しばらく待つとバスが来た。バスに乗り込んで座席にすわった。運転手が車を出して走り出した。

暫くして、誰かが大声で何か怒鳴っている。何かあったのかと前後を見たが、はっきりしない。何かがあったのだろうと思っていると、私達がバス料金を払ってないことに対して、運転手が「バス料金を払って下さい」と言っていることが分かった。

同乗していた韓国の女性が、指合図で、2人で3000ウォンだと教えてくれた。

私は家内からお金を貰って、バスの前の運転手のところまで行って、料金箱にお金を入れた。運転手は納得して、何も言わなくなった。市バスは前払いであることを教えられ、そして、どこまで乗っても1人1500ウォンであることが分かった。

知らない土地で公共の乗り物に乗るのは、スリルがあって、とっても面白い。更に、その土地の事がよく分かるので楽しい。

私は、タクシーに乗るのが安全と分かっていても、出来るだけ公共の乗り物に乗って移動する。その土地を知る上でとっても大事なことだと常々思っている。

市バスには、土地の高齢者が次々と乗車してきた。韓国の高齢者の服装には特徴がある。日本の数10年前のような古い印象がする。

国立慶州博物館の前で降りる予定であったが、気付くのが遅れてしまい、次のバス停まで行ってから下車した。よくある事だ。少し歩いて戻れば、良いことである。

この辺りは、菜の花があたり一面に咲いていた。黄色の絨毯を引きつめたように美しい。
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慶州市が土地を買い上げ、観光都市として美化するために菜の花を植えているらしい。雁鴨池(アナッチ)を案内してくれた市職員の男性が話していた。

1週間ほど前は、桜の花が満開であったようだ。慶州高速バスターミナルからKOLON HOTELまでの道路の両脇は、桜の木が沢山植えられている。桜が満開の時期はとても綺麗だったろうと想像された。

今の時期、はっきりと桜の開花時期を過ぎている。例の市職員の話では、今年の開花時期は少し早かったそうだ。

1停留所過ぎて降りた場所から、菜の花が咲き乱れる道路を歩きながら、旅先での想い出を楽しんでいた。

博物館の方まで戻って来てみると、小学校や幼稚園の生徒が沢山歩いている。

この時期、春の遠足か課外授業かで、この辺りの、世界遺産に指定された観光地に大勢が来ているように思われた。

韓国の幼稚園児の服装には、特徴がある。日本と少し違っていて、カラフルだ。交通事故や迷子にならないようにとの配慮だと思われるが、黄色と黒、黄色とブルー、ベージュとブルー、ベージュと赤など、カラフルな色の組合せである。

元々カラフルな色彩が好きな民族なのだろう。

思い出すが、おばさまの服装も、真紅の上着と黒のパンツ、ショッキングピンクの上着とべージュのパンツなど、どこかそのような色彩の組合せを感じさせるものがあった。

韓国旅行「慶州の散策」(第2-2話)に続く
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by kouchan-life | 2007-05-06 15:08 | 旅行
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