Active Second Life

プッチニー作曲歌劇「トゥーランドット」のこと

ここでは、プッチニー作曲歌劇「トゥーランドット」のことについて語ります。

その昔、私がローマに行ったとき、「からから浴場」という野外オペラ劇場で、プッチニー作曲歌劇「トゥーランドット」を観ました。その時のプログラムは以下のようです。

II Fstival Musicale di Caracalla TURANDOT

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この劇場は石造りで最近崩れてきて危険なので、現在、野外オペラ劇場としては封鎖されています。

このオペラ自身が壮大な舞台で公演されるので、この野外劇場での演出はなかなか素晴らしいものでした。この時に観た歌劇「トゥーランドット」は、私が経験した初めてのオペラでした。また、初めて生で観たオペラだったのでした。

少し余談話を書きます。

その時以降、日本に帰ってきて、オペラのビデオやオペラのLD(レーザーディスク)を購入し始めました。

まず、買ったのがメトロポリタンオペラ劇場が製作したヴェルディの歌劇「アイーダ」でした。その次に買ったのが、同じメトロポリタンオペラ劇場製作のロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」でした。

次々とお小遣いの続く限りに、オペラのビデオやLDを購入しました。とても沢山のお金をつぎ込んでしまったので、女房に大変嫌がられたのが懐かしく思います。

結局、DVDも含めて、120枚以上のオペラのソフトを蓄積しました。今も、まだ、気に入ったオペラのソフトがあると、ついつい、お金を使ってしまいます。

オペラのCDは、それなりに持っていますが、やはり、オペラは、映像で観るのが「音楽が聴け」、「舞台や舞台衣装が観られ」、その上に「演出まで楽しめる」、最高の至福が味わえるものなのです。

オペラの映像は、神様から与えられた最高の恵だと思っています。

オペラは、その昔、イタリアを初めとするヨーロッパ各地で大変に人気になり、貴族の最高の芸術と成りました。ですから、私は、オペラが総合芸術の最たるものを味わう意味で、映像でオペラ鑑賞することを薦める一人です。

話をもとに戻します。

プッチニー作曲歌劇「トゥーランドット」のことについて、私の思いを語ります。

最初、ローマで生のオペラを鑑賞したとき、私はイタリア語で歌われるオペラの意味がまったく分かりませんでした。ストーリもちんぷんかんぷんでした。

しかし、思い出になって印象深く残っているのは、次のような事です。王子「カラフ」の女の奴隷「リュー」が歌うアリアなんです。リューの声が良かったこともあって、素晴らし声(メド・ソプラノ)と歌だったと脳裏に焼きついています。

これが、多分、第3幕のリューが歌うアリア「氷に包まれた姫君も、Tu che di gel sei cinta」だったと思っています。

この場面になると、リューの愛の深さに感動して、自然と涙が頬をつたうのは私だけでしょうか?誰でも、この時のリューの「愛」に感動して涙するのではないでしょうか!

映画でも、感動したときに、涙しますよね。感情の起伏の激しい人ほど、感動屋さんほど泣きますよね。感動屋の私は、たまりません。

この第3幕には、今回の冬季オリンピックで荒川静香さんがアイススケートの金メダルを取った時に流した、王子カラフのアリア「誰も寝てはならぬ、Nessun dorma !」が歌われます。

この曲も、とっても素晴らしい、名アリアです。

冬季オリンピックでは、3大テノールのパバロッチも歌いました。これが印象に大きく残っているので、更に輪を掛けて有名となりました。また、オペラを知らない人も、この曲「誰も寝てはならぬ」だけは忘れられず、日本ではポピュラー曲となりました。

歌劇「トゥーランドット」の映像ソフトは、3枚持っています。

一つは、メトロポリタンオペラ劇場が製作したもので、エバ・マルトンがトゥーランドット、プラシド・ドミンゴがカラフ、レオナー・ミッチェルがリューを歌っています。エバマルトンのトゥーランドット役は、これ以来、有名になっています。

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私は、このトゥーランドットが、ゼッフィレッリ演出の壮大さとダイナミックさ、歌手マルトン、ドミンゴ、ミッチェルの声の良さ、指揮者レバインの音楽の素晴らしさを含めて、最も好きです。

二つめが、中国の紫禁城で公演されたトゥーランドットです。メーターが指揮をし、ジョヴァンナ・カゾッラがトゥーランドット、セルゲイ・ラーリンがカラフ、バルバラ・フィリットーリがリューを歌っています。あの有名な中国の映画監督「チャン・イーモウ」が演出家として作製されました。

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オペラの原作地、中国が演奏場所であり、「紫禁城」が舞台であることに意義が大きいし、中国の軍隊がエキストラとして参加したのも、今までと違って興味深い演出でした。衣装や舞台装置がとても凝っているのが特徴です。しかし、歌手の声は先のものより劣るし、着物などに時代錯誤を感じさせるものがあります。

最後の三つめのものは、2002年8月ザルツブルグ音楽祭で新製作され、収録されたものです。

現在風に大きく変化した演出が特徴で、ロシアの有名な指揮者ゲルギエフがタクトを振っています。

ガブリエーレ・シュナウトがトゥーランドット、ヨハン・ボータがカラフ、クリスティーナ・ガイヤルド=ドマスがリューを歌っています。パウントニーが演出をしています。これまでにない新しいトゥーランドットという印象を持つものです。

これらを聞き比べ(観比べ)出来るのが、映像ソフトを持っている強みです。何度でも、何時でも好きな時に、最高の演出の、最高の指揮者の、最高の歌手のオペラが鑑賞出来ます。

先にも書きましたが、私はこプッチニー作曲の歌劇「トゥーランドット」とが大好きです。三作品では最初のメトロポリタンの出来が最高のように思っています。

また、プッチニーのオペラ音楽の美しさ、アリアの綺麗さ、沢山ある作曲家のオペラの中で際立っている、最高と言えるように思っています。また、プッチーニの作品の中でも傑作中の傑作だと思っています。

オペラの作品は、個人個人の感じるところが違うので、他の愛好家は、また、違った意見だと思います。

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しかし、プッチーニの「トゥーランドット」は、世界各国で高頻度に公演されるオペラの代表です。「誰も寝てはならぬ」も、とてもよく歌われるアリアなんです。
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by kouchan-life | 2007-01-25 10:35 | 文化
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